ゴールドマン卒業生、仮想通貨で出資できるヘッジファンド計画

  • ハーバード・ビジネス・スクールで学んだボラフラシャン氏
  • 既にバブルがはじけた仮想通貨の世界に部外者として参入へ

ニューヨークのマンハッタンにある「ハーバードクラブ」でアリア・ボラフラシャン氏は6月、新しい仮想通貨ファンドのことを考えていた。仮想通貨は当時、急落していたが、同氏は気にしなかった。

ボラフラシャン氏

写真家:Sarah Blesener / Bloomberg

  ボラフラシャン氏は新たに設立したアクリート・キャピタル・テクノロジーズについて説明し、仮想通貨で出資できるヘッジファンドの計画を明らかにした。ほぼ誰でもが出資できると同氏は強調した。バンカーのような外見で先進的な仮想通貨支持者のように話す同氏は、アクリートは資産運用会社よりも低い手数料とビットコインより低いボラティリティーを提供できると語った。

  同氏は仮想通貨について個人的に経験があるわけではなく、2008年まで2年間のゴールドマン・サックス・グループでの勤務やハーバード・ビジネス・スクールという学歴など、むしろ仮想通貨とは縁遠い人物だが、8月末までにゴールドマンでの経験のある主に30代の5人の人材を勧誘。新しい仮想通貨によって1億5000万ドル(約170億円)を調達しようとしている。

  ボラフラシャン氏(34)と同僚らはエリートとしての経歴が優位をもたらすと考え、既にバブルがはじけた仮想通貨の世界に部外者として参入しようとしている。アクリートは「ニューヨークに住み、ハーバードを出て、ゴールドマンに勤めた人間と同じアクセスを誰にでも提供する」と同氏は述べた。

ボラフラシャン氏

写真家:Sarah Blesener / Bloomberg

原題:Goldman Alumni Still Think They Can Fix Wall Street With Crypto(抜粋)


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