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米国株が軟調-米国債はFOMC議事録で下落

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Traders work on the floor of the New York Stock Exchange in New York.
Traders work on the floor of the New York Stock Exchange in New York. Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Traders work on the floor of the New York Stock Exchange in New York.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

17日の米株式相場は総じて軟調。決算が強弱まちまちな内容だったほか、金利上昇を巡って懸念が広がり、投資家心理に重しとなった。また連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録で当局が今後の利上げ回数増加に傾斜している可能性が示され、米国債が下げた一方、ドルは上げを拡大した。

  • 米国株は総じて軟調、まちまちな決算や金利上昇巡る懸念で
  • 米国債は下落、FOMC議事録受け
  • NY原油は値下がり、政府統計が在庫の増加示す
  • NY金は3日ぶり反落、ドル上昇が手掛かり

  S&P500種株価指数は小幅安。ゴールドマン・サックス・グループやモルガン・スタンレーなどが上昇したものの、中国を巡る懸念からテクノロジー銘柄が値下がりした。また金融当局の利上げ軌道を巡る懸念が金利敏感株に影響した。ダウ工業株30種平均では、決算が低調だったIBMの大幅下落が重しとなった。一方でネットフリックスは大きく上昇。

  ミラー・タバクの株式ストラテジスト、マット・メイリー氏は「きのうは非常に大きく上昇し、やや上げ過ぎといえるくらいだった。相場が下落するもっともな理由はいくつか存在する」と指摘。「利上げはもちろんのこと、中国を巡る懸念も長期化しつつある」と指摘した。

  米国債市場では、FOMC議事録発表後に10年債利回りが大きく上昇し3.19%を超えた。議事録によれば、政策決定当局者の過半数が、長期的に経済に対して中立とみられる水準を一時的に上回ることを支持したもようだ。

  S&P500種は前日比0.1%未満下落の2809.21。ダウ平均は91.74ドル(0.4%)下げて25706.68ドル。米国債市場では10年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.20%。

  ニューヨーク原油先物相場は下落。2カ月で最大の下げとなった。米政府の統計で原油在庫の増加が示されたことが背景。エネルギー情報局の週間在庫統計によると、原油在庫は先週649万バレル増加した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は2.17ドル(3%)安の1バレル=69.75ドルで終了。これは1カ月ぶり安値。ロンドンICEの北海ブレント12月限は1.36ドル下げて80.05ドル。

  ニューヨーク金先物相場は3日ぶり反落。ドルの上昇が手掛かりとなった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.3%安の1オンス=1227.40ドルで終了した。

原題:Stocks Edge Lower; Bonds Fall After Fed Minutes: Markets Wrap(抜粋)
Oil Falls After U.S. Stockpiles Swell for Fourth Straight Week
PRECIOUS: Gold ETFs Extend Gain After Metal Rallies on Haven Bid

(市場関係者のコメントを追加し、更新します.)
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