コンテンツにスキップする
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
cojp

FOMC議事録:抑制的な領域までの利上げ継続を巡り議論

更新日時
The Marriner S. Eccles Federal Reserve building stands in Washington, D.C., U.S., on Monday, Aug. 13, 2018. Federal Reserve officials left U.S. interest rates unchanged in August and stuck with a plan to gradually lift borrowing costs amid strong growth that backs bets for a hike in September.
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

米連邦準備制度理事会(FRB)が17日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)会合(9月25-26日開催)の議事録によると、利上げをどこまで進めるかを巡り当局者の間でより踏み込んだ議論が行われた。政策決定当局者の過半数が、長期的に経済に対して中立とみられる水準を一時的に上回ることを支持したもようだ。

  議事録では「数人の参加者は、政策が当面やや抑制的になる必要があるとの見解を示し、他の幾人かはフェデラルファンド(FF)金利を当局が予想する中長期的なレベルを上回る水準へ一時的に引き上げることが必要になると判断した」と記された。

  FOMC参加者の直近の予測では、当局者らは長期的な中立水準を3%程度と推定している。

  FOMCのメンバー2人は、抑制的な政策の採用に反対を表明。「景気過熱やインフレ高進の明確な兆候が見られない」ためと説明した。

  現在の漸進的な利上げ軌道の維持を巡ってはおおむね意見が一致した。議事録によれば、9月の会合ではFF金利の誘導目標レンジを0.25ポイント引き上げ2-2.25%とすることを「全参加者」が支持した。

  トランプ大統領は金融当局の政策引き締めを批判しており、先週は株式相場の下落を巡っても、利上げ継続が原因だとの見解を示した。議事録によれば、会合では大統領の発言について議論されなかったほか、発言が当局者の政策金利見通しに影響した兆候も見られなかった。

  議事録では「参加者は総じて、FF金利誘導目標レンジのさらなる漸進的な引き上げが、経済活動の持続的拡大、力強い労働市場環境、およびインフレ率が中期的に2%付近で推移することと合致する可能性が高いと予想した」と記された。

原題:Fed Officials Debated Hiking Rates to Restrictive Territory (1)(抜粋)

(議事録の内容を追加し、更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE