米住宅着工件数:9月は減少、ハリケーン上陸した南部落ち込む

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米商務省が17日発表した9月の住宅着工件数は、前月比で減少した。ハリケーン「フローレンス」に伴う混乱が影響したとみられ、南部の落ち込みが大きかった。

住宅着工件数のハイライト(9月)

  • 住宅着工件数(季節調整済み、年率換算、以下同じ)は前月比5.3%減の120万1000戸(市場予想121万戸)。前月は126万8000戸に下方修正された
  • 着工件数は集合住宅が15.2%減、一戸建て住宅が0.9%減
  • 着工件数の先行指標となる住宅着工許可件数は、0.6%減の124万1000件(市場予想127万5000件、前月は124万9000件)。集合住宅の着工許可件数の大幅減を反映

  9月半ばに米本土に上陸したフローレンスがノースカロライナ、サウスカロライナ両州で洪水被害をもたらしたことなどを受け、両州が含まれる南部の住宅着工件数は前月比13.7%減少した。先週フロリダ州などを襲ったハリケーン「マイケル」は10月の同統計に影響を及ぼす可能性がある。

  許可件数は9月、一戸建てについては2.9%増と1年ぶりの大幅な伸びとなっており、建築業者が着工予定の物件を安定的に確保していることを示す。住宅ローン金利や不動産価格の上昇といった逆風があっても、堅調な雇用市場や減税、ハリケーン被災後の復旧などで需要が支えられる中、住宅が年内、米景気に寄与し得ることが示唆された。

  一方、集合住宅の許可件数は2016年3月以来の低水準となった。一部都市でのアパートの供給過剰が影響した可能性がある。

  9月の一戸建て住宅の着工件数は87万1000戸。前月は87万9000戸。集合住宅は9月に33万戸に減少した。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:U.S. Housing Starts Fell Last Month Amid Hurricane Florence (1)(抜粋)

(詳細を追加して更新します.)
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