100兆円ファンドが警戒-米引き締め過ぎリスク高まり続けている

  • ノーザン・トラストは米国と新興市場の株式保有を縮小
  • 投資適格級の債券保有へとディフェンシブ姿勢に転換
An eagle sculpture stands on the facade of the Marriner S. Eccles Federal Reserve building in Washington, D.C., U.S.

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

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1兆ドル(約112兆円)規模のファンドを運用するジム・マクドナルド氏は金融資産に関して何年も強気スタンスを維持してきたが、このほどディフェンシブ姿勢に転じた。その理由は、よりタカ派的となった米金融当局の姿勢だ。

  ノーザン・トラストの最高投資責任者(CIO)の同氏は今月、米国と新興市場の株式を減らし、投資適格級の債券へと資金を移した。

  同氏は15日、ウェブサイトに掲載したビデオで、「リスクを何年もオーバーウエートにしてきたが、戦術的リスクポジションを中立に変えた」とし、「米金融当局が中立の地点で引き締めをやめず、最終的にはリスク意欲と経済成長を抑制する水準にまで金利を引き上げるとの懸念を深めているためだ」と語った。

  パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は今月、「中立を超えるかもしれない」と発言。エバンス・シカゴ連銀総裁は「中立を50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上回る水準」への利上げが必要かもしれないと語った。

  マクドナルド氏は「当局が引き締め過ぎるリスクは高まり続けている。向こう1年の市場のボラティリティー上昇につながるだろう」と述べた。

原題:The Fed Is Why a $1 Trillion Fund Firm Is Getting Less Bullish(抜粋)

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