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Photographer: Qilai Shen
cojp

米中両国の通商当局者が論戦、世界貿易システムの改革巡り

  • WTOは中国の貿易悪用に立ち向かうべきだとUSTR次席代表
  • WTOの基本原則を崩す取り組みを中国は支持せずと中国WTO大使
A dock worker looks at CMA CGM SA's Benjamin Franklin container ship docked at the Guangzhou Nansha Container Port in Guangzhou, China, on Monday, Feb. 1, 2016. The Benjamin Franklin is the largest container ship ever to have docked at a U.S. port.
Photographer: Qilai Shen

米中両国の当局者が16日、スイス・ジュネーブで開かれた世界貿易機関(WTO)の会合で、世界の貿易システムをどう改革するかを巡って衝突した。

  デニス・シェイ米通商代表部(USTR)次席代表は、WTOは途上国としての中国の優先権を見直すとともに、同国の貿易悪用に立ち向かう必要があると述べた。中国の張向晨WTO大使はこれに対し、「1国だけを糾弾することはできない」と反論。WTOの基本原則をなし崩しにしようとする取り組みを中国政府は支持しないと述べた。

  この論戦は、大規模な輸入関税を発動し合うに至った米中間の緊張激化を両国が克服することの難しさを如実に示した。米中両国は、経済システムの根本的な違いを巡る貿易戦争を戦いつつ、WTO改革で見解をすり合わせる必要がある。

原題:U.S., China Clash Over How to Solve ‘Existential’ Trade Threat(抜粋)

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