米ウォルグリーンCEO:アマゾンの脅威を切り抜けられると楽観

  • オンラインだけでは駄目だとアマゾンは理解-ペシナ氏
  • 適切な価格でアメリソースバーゲンと合意する可能性を排除せず

米ドラッグストアチェーン、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスのステファノ・ペシナ最高経営責任者(CEO)は同社がオンライン事業に進出する方が、米アマゾン・ドット・コムが大規模な実店舗網の運営に乗り出すよりも容易だろうと語り、自社の長期的な展望を明かした。  

ペシナCEO

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  ペシナ氏はニューヨークのブルームバーグ本社でのインタビューで、アマゾンが数千店の実店舗を開設する可能性があるとの報道について、一部の小売市場では実店舗の存在がなお重要だとの認識を示すと指摘。「オンラインだけでは駄目だと理解しているということだ。未来の顧客は自宅でアレクサに話し掛けるだけでは満足しないだろう」と述べた。

  投資家は全面的に同意しているわけではない。ペシナ氏が2014年のアライアンス・ブーツ買収を通じてウォルグリーンのCEOを引き継いで以来、同社の株価は1.9%下落。戦略上最も重要な動きは米ライト・エイドから1932店舗を取得したことだった。その期間にアマゾンは食料品やオンラインサービス、動画、家電などの分野に事業を拡大し、株価は467%上昇した。

The Scoreboard So Far

Investors have favored the online giant

  ペシナ氏はアマゾンについて、「大きな脅威だとは考えていない。新たな競争相手となるが、アマゾンのせいで当社が消滅するとは思わない。われわれは順応するだろう」とコメントした。

  ウォルグリーンは医薬品卸売りのアメリソースバーゲンの未保有株取得に向け協議していると、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が今年2月に報道。ウォルグリーンはアメリソースバーゲンの株式26%を保有している。

  ペシナ氏は適切な価格で両社が合意する可能性を排除せず、買収は理にかなったものだとの見方を示した。その上で「ある時点で起こり得ること」だが、相手側を「戦略的にコントロール」しているため、急いでいないと語った。アメリソースバーゲンの担当者はコメントを控えている。
  

原題:Walgreens CEO Says Pharmacy Chain Will Survive Amazon Threat (2)(抜粋)

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