トランプ政権は規制撤廃で18年度に2.6兆円節減、数字の根拠は示さず

  • 2018会計年度に176の規制を撤廃したと政府高官
  • 大統領は約束を果たしつつあると米行政管理予算局のマルバニー局長

トランプ大統領

Photographer: Olivier Douliery/Abaca Press
Photographer: Olivier Douliery/Abaca Press

トランプ米大統領が政府再編に取り組む中、同政権は2018会計年度(17年10月-18年9月)に規制撤廃で総額230億ドル(約2兆6000億円)を節減したと、ホワイトハウスは16日発表した。数字の根拠は説明しなかった。

  政府高官が発言する立場にないとして匿名で明らかにしたところでは、政府は新たに導入する重要ルール1つにつき2つの現行規制を撤廃するとの大統領命令を上回り、新ルール1つにつき4つの規制を撤廃した。

  米行政管理予算局(OMB)のマルバニー局長は発表資料で、「大統領は米国民が再び自由に企業を発展させ、家族を養い、自分で決定できるようにするため、過去の誤りをただす決意だ」とした上で、「きょうの報告は、トランプ大統領がその約束を果たしつつあることを証明している」と説明した。

  環境基準撤廃や政府による企業監督の緩和といったトランプ大統領のアジェンダが成功したことは確かだが、ホワイトハウスは発表を裏付けるデータを示さなかった。規制撤廃に関する過去の発表の一部は誇張されていたことが判明している。

  記者団に説明した政府高官によると、政府は18会計年度に176の規制を「撤廃」した。ホワイトハウスが公表した文書は、同年度中に導入された規制の総数は示していない。

原題:Trump Administration Claims $23 Billion in Regulation Savings(抜粋)

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