財政赤字の原因は給付金、共和党ではない-マコネル米上院院内総務

  • 財政赤字削減には超党派の取り組みが必要だとマコネル氏
  • 2018会計年度は87.5兆円の赤字となった

米共和党のマコネル上院院内総務

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

米共和党のマコネル上院院内総務は16日、連邦財政赤字と債務の増加は社会保障やメディケア(高齢者向け医療保険制度)、メディケイド(低所得者向け医療保険制度)支出抑制に超党派議員が消極的なためだと指摘し、共和党が議会とホワイトハウスを掌握している間は赤字を大幅に削減できる可能性はほとんどないとみていると述べた。

  マコネル院内総務はブルームバーグ・ニュースとのインタビューで財政赤字と債務の増加について問われ、「嘆かわしいことだが、共和党の問題ではない」と発言。「これは超党派の問題だ。これらのプログラムを将来の米人口動態に合わせるため何かすることで政府債務の真の要因に対処しようとする意思が見られない」と指摘した。

  前日には米財務省が2018会計年度(17年10月-18年9月)の財政収支が7790億ドル(約87兆5000億円)の赤字となったと発表。共和党主導でまとめた減税や超党派による支出拡大、政府債務の利払い増加などが要因となった。マコネル氏が多数党の院内総務となった15年度の財政赤字額4390億ドルから77%増加した。

  マコネル院内総務は、共和党が議会とホワイトハウスを掌握している状況では「メディケアやメディケイド、社会保障といった給付金改革は非常に難しいだろう」と述べた。

マコメル共和党上院院内総務インタビュー

市場:The Open。​​」(出所:Bloomberg)

原題:McConnell Blames Entitlements, Not GOP, for Rising Deficits(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE