Photographer: Bess Adler/Bloomberg

モルガンSとゴールマン、ディールメーキング好調でライバルを圧倒

  • 両行は投資銀行部門で手数料収入が大幅増加
  • 両行の株価は上昇、予想上回る利益が好感される
Photographer: Bess Adler/Bloomberg

ディールメーキングはまだウォール街で死んだわけではない。

  モルガン・スタンレーゴールドマン・サックス・グループは16日、投資銀行ビジネスが7-9月(第3四半期)に急拡大し、主要ライバル行で見られた低迷とは対象的な結果となったことを明らかにした。新規株式公開(IPO)ブームが両行の業績に寄与したほか、債券引受部門は他の大手銀行よりもうまくビジネスの鈍化を乗り越えた。

  両行は個人ローンや住宅ローンといった基本商品を提供し、最近では伝統的な銀行に一段と近づいているように見えるかもしれないが、企業の合併・買収(M&A)の助言や証券引き受けといった業務の手数料収入は依然として総収入で相当大きな割合を占める。こうした投資銀行部門の業績は、ゴールドマンとモルガン・スタンレーの四半期利益をいずれも市場予想以上に押し上げ、株価上昇に拍車を掛けた。

  モルガン・スタンレーのジョナサン・プルーザン最高財務責任者(CFO)は電話インタビューで、「銀行業の業績が極めて堅調で、当行にとって最高の第3四半期だ」と述べ、「関係強化やシェア拡大、国際展開」が要因だと語った。

プルーザンCFO

写真家:Amanda Gordon / Bloomberg

  モルガン・スタンレーの投資銀行部門の収入は15%増。ゴールドマンの同部門は10%増収だった。一方、JPモルガン・チェースとシティグループバンク・オブ・アメリカ(BofA)では減収だった。

Third Quarter Billboard

Change in revenue from a year ago

Source: Company filings

  ゴールドマンでは今回の決算はデービッド・ソロモン新最高経営責任者(CEO)にとって追い風だ。同氏は経営トップに上り詰める前の10年間、投資銀行部門を率いていた。モルガン・スタンレーでは債券引き受けの予想外の増加が業績を後押しした。同行はM&A案件が年内は好調だとの見解も示した。

原題:Morgan Stanley, Goldman Soar Past Rivals With Dealmaking Rally(抜粋)

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