NAFTAに代わる貿易協定、年内議会採決ない-共和党上院院内総務

  • 中間選挙で民主党が下院を掌握すると、政権に譲歩迫る可能性も
  • 対中通商、「短期的な貿易戦争が改善をもたらすなら素晴らしい」

北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる貿易協定(USMCA)は年内に議会で採決されることはないだろうと、米共和党のマコネル上院院内総務が述べた。トランプ政権の代表的な成果である同協定を巡り、来年に民主党との間で激しい攻防が繰り広げられる可能性がある。

  マコネル氏は「私の通商顧問によると、さまざまな手続きをこなさなければならず、不可能だ。年内にできるとは聞いていない」と、16日のブルームバーグのインタビューで述べた。

マコネル上院院内総務

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  議会採決を来年に持ち越すと、民主党が11月6日の中間選挙で下院多数派を握った際にホワイトハウスに譲歩を迫る可能性が開かれる。マコネル氏は年内採決について政権と協議をしていないという。来年の「最優先事項になることに疑いの余地はない」と説明した。

  マコネル氏は政権の対中貿易政策について「短期的な貿易戦争が中国との通商関係の改善をもたらすのであれば素晴らしい」と発言。中国との状況は「良くない」と述べ、「われわれは何年にもわたって彼らに打ち負かされている。大統領がこの状況を改善できるなら広く称賛されるだろう」と話した。

原題:McConnell Rules Out Vote on New Nafta Trade Deal Before 2019 (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE