新興国市場で掘り出し銘柄探しに着手を-JPモルガンのグプタ氏

  • グプタ氏はブラジル、ロシア、メキシコの株式を選好
  • 独立性を有しているかなど、各国の金融当局を知ることが第一歩

JPモルガン・チェースのマネーマネジャー、ラシュミ・グプタ氏によれば、投資家は新興国市場の危機が波及する懸念を脇に置いて、同地域で掘り出し銘柄探しに着手する必要がある。
                

ラシュミ・グプタ氏

出典:JPMプライベート・バンク

  JPモルガン・プライベート・バンクの7億ドル(約784億円)規模の新興市場グロース・アンド・インカム戦略の運用に携わるグプタ氏は「現在は極めて大きな不安や悲観的なセンチメントが存在し、投資家は子細なレベルで機会を選別していない」と述べた上で、「個々のセクターや国を深く掘り下げたり、適切な機会を見つけたりするような人は多くない」と語った。

  アルゼンチンやトルコなどの通貨が大きく下げ、中国やメキシコといった国と米国との貿易紛争が投資家の不安を呼び起こす中、新興国市場の株式は年初から17%下落している。グプタ氏のトップピックにはブラジルやロシア、メキシコなどが含まれているが、シンプルな戦略に基づくアプローチの一環として同氏は各国の金融政策当局をよく調べている。

  「その国の金融当局が独立性を有し、慎重で、適切な金融政策を遂行しているのか」を確認する必要があると述べたグプタ氏は、「そうした視点を持っていれば、トルコのような国には慎重に対処していたはずだ」と語った。

原題:JPMorgan Money Manager Says Go ‘Granular’ on Emerging Stocks(抜粋)

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