テマセク:中国の安邦株取得で交渉、中保投資も関心-関係者

  • テマセクは取引の可能性検討したが、現在は積極的に交渉していない
  • 中国保険投資も安邦への出資を検討中-当局と協議

シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングスが、中国の安邦保険集団の株式と一部資産取得に向けて中国当局と交渉を重ねた。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  非公開の協議だとして匿名を条件に話した関係者によると、テマセクは数カ月にわたり取引の可能性を検討していた。現在は安邦への投資を巡る積極的な交渉は行われていないと関係者の2人が述べた。

  テマセクは電子メールで配付した資料で、「市場の臆測やうわさについてコメントしない」と回答した。

  一部の関係者によれば、中国大手保険会社の一角が保有する団体、中国保険投資も安邦への出資を検討中で、この件に関して当局と協議している。

  中国当局は今年に入り、一部割高でも海外資産を積極的に買収していた安邦を暫定的に公的管理下に置いていた。

  安邦株取得の許認可権を持つとみられる中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)の当局者にコメントを求めたが、今のところ返答はない。中保投資に電話でコメントを得ようとしたが、応答がなかった。安邦の広報担当者は市場の臆測にコメントしないと回答した。

原題:Temasek Is Said to Have Held Talks for Stake in China’s Anbang(抜粋)

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