米国は中国封じ込めを望まず、可能な限り協力-マティス長官

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  • 2つの太平洋国家だ。時には互いを不快にさせることもあるだろう
  • 生産的に米中関係を進めるやり方を見いだす必要がある

米国は中国封じ込めを望んでおらず、中国側と可能な限り協力しているとマティス米国防長官が15日、ベトナムへ向かう機内で記者団に述べた。

マティス長官

撮影:大隅智広/ブルームバーグ

  同長官は「われわれが中国を封じ込めようとはしていないことは明白だ」と言明した上で、「公平性と互恵性、主権の尊重を基礎とする中国との関係をわれわれは求めている」と語った。

  米政府は北朝鮮や国連に関する問題で中国と協力しているとも指摘。米中は「2つの大国であり、2つの太平洋国家だ。時には互いを不快にさせることもあるだろうが、生産的に両国関係を進めるやり方を見いだす必要がある」と述べた。

  マティス長官は東南アジア諸国連合(ASEAN)がシンガポールで開催する国防相会議に参加する予定となっており、そこで中国高官と接触する可能性もある。

  米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は1日、10月半ばに北京で予定されていたマティス長官との安全保障に関するハイレベル協議を中国が取りやめたと報じていた。

  ペンス米副大統領は4日、ワシントンのハドソン研究所で演説し、中国は米国の世論操作を目的にスパイや関税、強硬措置、宣伝工作など「政府ぐるみの取り組み」に従事していると非難した。

Daybreak: Asia." (Source: Bloomberg)

原題:Mattis Says U.S. Is ‘Obviously’ Not Out to Contain China (1)(抜粋)

(最終段落を追加して更新します.)
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