米フィデリティ、ウォール街の顧客向けに仮想通貨事業を開始へ

  • デジタル資産の保管、取引執行および顧客サービスを提供する
  • 「フィデリティ・デジタル・アセッツ」を機関投資家向けに19年開始

米資産運用会社フィデリティ・インベストメンツは、仮想通貨分野に参入し、ヘッジファンドやファミリーオフィス、トレーディング会社向けにデジタル資産を運用する新事業を開始する。

  15日の発表によると、同社はデジタル資産のセキュリティー・保管サービス、取引執行および顧客サービスを提供する。

  仮想通貨ビットコインの価値はここ1年で下落している上に、不透明な規制や市場操作の懸念、マネーローンダリング(資金洗浄)に利用される可能性のため、他の金融サービス会社は仮想通貨分野への進出に及び腰となっている。

  フィデリティの新事業「フィデリティ・デジタル・アセッツ」は、ウォール街の仮想通貨取引・保管の需要が拡大すると見込んでいる。同社はまた、ウォール街の主要金融サービス会社がおおむね同事業への進出を控える中で一歩先を行くことになる。

  フィデリティ・デジタル・アセッツは最初に、 ビットコインやイーサリアムのサポートを来年の早い時期に開始する。また、店頭取引執行とオーダールーティングも提供する。

原題:Fidelity Starts Crypto Business to Serve Wall Street Clients (2)(抜粋)

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