ゴールドマンとモルガンSの決算に不透明感-ライバル行業績に明暗で

  • 両行は16日朝に決算発表、JPモルガンとシティはまちまちな業績
  • 商品トレーディングや株式発行などの分野に明るさも-アナリスト

米銀大手の四半期決算発表では通常、ゴールドマン・サックス・グループとモルガン・スタンレーがトリを飾る。その頃までには業界内のトレーダーやバンカーらの評価がどうだったのか、ウォール街関係者全員が想像できることが多いが、今回は違うようだ。

  ここ数日に発表された主要ライバル銀行の業績は、いつになく明暗が分かれたため、ゴールドマンとモルガン・スタンレーが16日朝に発表する決算内容を投資家が予想することは一段と困難になった。JPモルガンのように市場予想に届かないのか、債券収入の予想以上の好調で株価が急騰したシティグループに追随するのか不透明感が広がっている。

  アナリストの間では、商品トレーディングや株式発行などの分野で明るさが見えるとの声も一部聞かれ、ゴールドマンやモルガン・スタンレーには朗報になろう。これらの業務は金融業界を悩ませている投資銀行部門の不振を補った可能性もある。

  バイニング・スパークスのアナリスト、マーティー・モスビー氏は電話インタビューで、モルガン・スタンレーとゴールドマンが「今回の決算発表シーズンで最高のけん引力を持つ。両行とも好業績を発表する構えだ」との見方を示した。

原題:Goldman, Morgan Stanley Suspense Builds as Rival Traders Diverge(抜粋)

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