豪州の大手銀行、新たな引当金を計上-不祥事の処理で

  • NABとウエストパック、ANZの3行全てが引当金積み増し
  • コモンウェルス銀の通期決算は9年ぶり減益-不祥事響く

決算シーズンを2週間後に控えたオーストラリアの主要銀行は、芳しくないニュースへの心構えを投資家に促している。

  ナショナルオーストラリア銀行(NAB)は16日、ウエストパック銀行やオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)に続き、数年にわたる不法な行為に伴う費用に関連した新たな引当金の計上を発表。3行全てが、受けていないサービスの料金を徴収されていた富裕層顧客への補償といった改善策に向けた引当金を積み増している。

Counting the Cost

Misconduct provisions are set to hit earnings at Australia's big banks

Sources: Company filings

  住宅市場が鈍化する中で成長は既に圧迫されており、アナリストらは今年の利益予想を引き下げた。他行と決算期が異なるコモンウェルス銀行は8月、一連の不祥事に伴う費用計上が響き、2018年6月期が通期ベースで9年ぶりの減益となったと発表した。

原題:Misconduct Costs Are Starting to Bite for Australia’s Big Banks(抜粋)

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