米国株に買いシグナル、戻り促す水準までVIXが上昇-JPモルガン

  • VIXは米国株が概して持ち直す水準まで上昇-ストラテジスト
  • 「売るのは米国の景気後退が基本シナリオの場合に限るべきだ」

先週の米国株急落場面で急上昇したCBOEボラティリティー指数(VIX)は、米国株が概して持ち直す水準まで押し上げられたと、ミスラフ・マテイカ氏率いるJPモルガンの株式ストラテジストらが指摘している。

  同ストラテジストらはS&P500種株価指数のパフォーマンス分析を基に、1990年以降VIXの上昇率が前月の移動平均線から50%を超えると、景気後退局面を除いて向こう半年から1年の期間の90%余りで株価が上昇していたことを確認した。VIXは先週、上昇率が前月の移動平均線から50%を超えた。

  同ストラテジストらは調査リポートで、「つまり、売るのは米国の景気後退が基本シナリオの場合に限るべきだ」とし、「私たちはこのような状況が訪れるとは考えていない」と述べた。

  • 景気後退局面を除き、VIX急上昇後の3カ月で株式は平均4.5%、半年で8%、1年で12.1%それぞれ上昇
  • 7-9月(第3四半期)業績は、同四半期中に世界の経済活動が鈍化したため「活力を欠く」公算が大きい
  • 米国以外で企業業績が期待外れとなるリスクの方が「米国の業績の場合よりもはるかに大きく」なりそうだ

        
原題:VIX Spike Triggers S&P 500 Buy Signal, JPMorgan’s Matejka Says(抜粋)

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