【米国株・国債・商品】株が反落、テクノロジー中心に売られる

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A man walks by the New York Stock Exchange.

Photographer: Spencer Platt/Getty Images
Photographer: Spencer Platt/Getty Images

15日の米株式相場は反落。テクノロジー銘柄を中心に売られた。一方で米国債は上昇した。

  • 米国株は反落、テクノロジー株中心に売られる
  • 米国債は上昇、10年債利回り3.16%
  • NY原油は上昇、米・サウジ間の緊張の高まりで
  • NY金は7月以来の高値、米・サウジ間の緊張や貿易摩擦の懸念で

  この日はテクノロジー銘柄が中心のナスダック指数が特に大きく下落。一方で小型株は上昇した。トランプ大統領は14日、さらなる対中関税を課す可能性があると述べた。S&P500種株価指数も反落。同指数は先週、週間ベースで3月以来の大幅安となっていた。

  S&P500種株価指数は前営業日比0.6%安の2750.79。ダウ工業株30種平均は89.44ドル(0.4%)下げて25250.55ドル。ナスダック総合指数は0.9%下落。米国債市場では、ニューヨーク時間午後4時57分現在、10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.16%。

  TIAAバンクの世界市場担当プレジデント、クリス・ギャフニー氏はインタビューで、「中国との貿易を巡る緊張などを受けて世界の成長に対する懸念が強まっている。これがテクノロジー銘柄に影響しているのは確実だ」と指摘。「12日に見られた大きな回復は続かず、投資家は様子見を続けた。市場はこれがより長期にわたる調整局面の始まりなのか、それとも今後より長い回復期を構築する上での健全な一時下落なのかを見極めようとしている」と述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は上昇。サウジアラビア出身のジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の失踪問題を巡り、米・サウジ間の緊張が高まった。ただ相場は、日中の高値からは上げを縮めた。トランプ大統領が、カショギ氏失踪の背後に「ならず者の殺人者たち」が存在する可能性を指摘し、サウジに対する批判を弱めたことが背景。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は44セント(0.6%)高の71.78ドルで終了。一時は1.9%高となる場面もあった。ロンドンICEの北海ブレント12月限は35セント上げて80.78ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反発。終値ベースで7月以来の高値となった。米国とサウジアラビアの間での緊張や世界的な貿易摩擦の悪化懸念から、安全資産としての金の妙味が高まった。ニューヨーク商品取引時(COMEX)の金先物12月限は0.7%高の1オンス=1230.30ドルで終了した。これは7月31日以来の高値。

原題:Tech Stocks, Dollar Fall as Global Tensions Rise: Markets Wrap(抜粋)
Crude Rises as Mystery of Missing Saudi Critic Strains Alliance
PRECIOUS: Gold Posts Highest Close in 2 Months on Haven Demand

(第4段落にコメントを追加し、更新します.)
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