BofA:投資銀行で手数料収入が減少、ノンバンクとの競争激化で

Building are seen reflected on the exterior of a Bank of America branch in New York.

Photographer: Bloomberg/Bloomberg
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今年は世界的に企業の合併・買収(M&A)の当たり年となりそうだが、バンク・オブ・アメリカ(BofA)の投資銀行業務はその恩恵にあずかれていない。

  顧問料を巡る他行との競争でBofAがシェアを失うのは、アナリストも想定していたが、債券引き受け収入は29%減と、予想の倍に近い落ち込みとなった。投資銀行業務全体の収入は18%減少。これに対し、競合のJPモルガン・チェースはわずか1%の減少だった。

  BofAのレバレッジドファイナンス事業はシャドーバンク(影の銀行)とも呼ばれるノンバンクとの競争激化に圧迫されたと、ポール・ドノフリオ最高財務責任者(CFO)は15日、報道各社との電話会見で語った。今年に入りBofAの投資銀行部門では、責任者のクリスチャン・マイスナー氏など上級幹部の退社も相次いだ。

  ドノフリオCFOはこの会見で、「もっとやりようがあるはずだ。私は投資銀行畑の人間だ。同部門が素晴らしい事業を構築したこと、優秀なバンカーの集団であることは分かっている」と話した。

Trailing Rivals

BofA had bigger declines in trading and investment banking revenue than peers

Source: Company filings

Figures reflect year-over-year changes in revenue.

  15日の米市場でBofAの株価は前週末比で一時2.8%下げた。これは24銘柄で構成するKBW銀行株指数のうち最大の下げ。

  BofAの7-9月(第3四半期)決算では、手数料収入が低迷したほか、トレーディング収入が予想を下回った。一方でリテール銀行事業の税引き前利益は25%急増し、コスト削減努力でも進展があった。

原題:BofA Stung by Shadow Banks as Investment-Banking Fees Slip (2)(抜粋)

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