ECB総裁、世界経済への最大のリスクは突然の金利上昇

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、世界経済が直面している最大のリスクは金融の不安定化、インフレを巡る驚き、地政学的緊張に起因する突然の金利上昇だとの見方を示した。

ドラギ総裁(10月13日にバリで)

撮影:SeongJoon Cho / Bloomberg

  同総裁は「われわれが今、集中するべき主要なリスクは資産の急激なリプライシング、つまり金利の急激かつ突然の上昇であるのは極めて明確だ」と述べた。

  国際通貨基金(IMF)の年次総会が開かれたインドネシアのバリ島で13日、記者団に語った。

  総裁は金融安定について、シャドーバンキング(影の銀行)への監視強化とマクロプルデンシャル政策手段拡充の必要性を指摘した。

  他の中銀総裁らとの協議に触れ、想定よりも急激なインフレ加速は「われわれが検討したリスクの一つで、特に米国でのインフレ加速のリスクだ」と述べた。

  最大の地政学的リスクは保護貿易主義であり、「懸念の度合い」はここ6カ月に深まったと述べた。中銀の独立性に対する攻撃もリスクに挙げた。

原題:Draghi Says Key Global Risk Is Sudden Jump in Interest Rates(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE