中国国営メディア、「全面対決」回避を米国に呼び掛け

  • 米中間選挙介入の主張は「中国嫌い」の表れ-新華社論説
  • ペンス米副大統領の演説は「虚偽でばかばかしい」

中国は米国の中間選挙に中国が介入しているとのトランプ政権の主張を「中国嫌い」の表れだと非難し、世界の2大経済大国による衝突回避に向けて取り組むよう米国に求めた。

  中国国営の新華社通信は12日の論説で、厳しい言葉遣いをちりばめ、中国と米国の関係は岐路に立っていると指摘し、「容赦のない事実無根の中国たたきのレトリック」は米政府が「全面対決」を望んでいることを示していると主張。米国に対中攻撃をやめ、両国間の相違に対する解決策を見つけるため中国と協力するよう呼び掛けた。

ペンス米副大統領(4日、ワシントンで)

フォトグラファー:Joshua Roberts / Bloomberg

  ペンス米副大統領はワシントンのハドソン研究所で4日行った演説で、中国は米国の世論操作を目的に、スパイや関税、強硬措置、宣伝工作など「政府ぐるみの取り組み」に従事していると非難。米中の貿易摩擦悪化は世界の市場を揺るがしている。

  新華社は別の論説で、ペンス副大統領が「間違った議論」をしており、同副大統領による指摘は「虚偽でばかばかしい」と断じた。「ペンス副大統領は公平性と互恵性、主権の尊重を基礎とする関係を求めているが、この演説全体がその正反対だ」と反論した。

原題:China State Media Asks U.S. to Avert ‘Full-Scale Face-Off’ (1)(抜粋)

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