クシュナー氏、16年まで所得税ほとんど払わず-減価償却利用とNYT

  • 09-16年に連邦所得税をほとんど支払っていなかったとNYT紙
  • 保有不動産について収入を上回る減価償却費を計上と同紙

トランプ米大統領の娘婿であるクシュナー大統領上級顧問は、純資産が増加し、ファミリービジネスが不動産事業に巨額の資金を投じていたにもかかわらず、2009年から16年にかけて連邦所得税をほとんど支払っていなかったと13日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が報じた。

  「クシュナー氏およびクシュナー家と金融取引があった関係者1人」から入手した「部外秘の財務文書」を引用し、同紙が伝えたところでは、クシュナー氏(37)は保有不動産について収入を上回る減価償却費を計上し、収支を大幅な赤字とすることで税の支払いを最小限に抑えていたという。

ジャレッド・クシュナー氏

フォトグラファー:Oliver Contreras / Pool via Bloomberg

  NYT紙によれば、クシュナー氏または同氏の会社による法律違反を文書は示唆していない。

  クシュナー氏の弁護士アビー・ローウェル氏のスポークスマンを務めるピーター・ミリジャニアン氏は、中途半端な文書に基づく仮説には答えられないと電子メールで回答。「クシュナー氏は常に弁護士や会計士の助言に従い、法令が定める支払うべき全ての税金を適切に申告・納付している」と説明した。

原題:Paper Losses Helped Kushner Minimize Taxes, NYT Reports (1)(抜粋)

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