利回り曲線スティープ化は終わりか、長期金利で強引な仮定しない限り

  • ウニクレディトのストラテジストらがリポートで分析
  • 過去2週間のスティープ化の動きが間もなく止まると歴史は示唆

米国債の利回り曲線は短期的にスティープ化したが、この流れは既に終わった公算だと、ウニクレディトが指摘した。

  ストラテジストのコーネリアス・パープス、キアラ・クレモネシ両氏は12日のリポートで、スティープ化のトレンドが長く続くには将来の長期金利の水準に関して「非常に強引な」仮定をしなければならないと記述した。

  ストラテジストらによれば、2015、16年のような長期的なスティープ化が起こるには10年債利回りがさらに50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇しなければならない。しかしこれが実現する可能性は低いとストラテジストらはみている。

  「過去2週間のスティープ化の動きが間もなく止まることを、歴史が示唆している」と両氏はは記述。「ここ数日の市場の波乱で2年債と10年債の利回り格差が8bp縮小した。これは恐らく既に、複数年にわたるフラット化トレンドに戻る第一歩だ」と付け加えた。

原題:Yield-Curve Steepening Ship Has Sailed, More Flattening Ahead(抜粋)

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