テスラ、香港で充電スタンド設置拡大-減税撤廃での販売低迷に対応

  • 充電設備の設置は香港での存在感を高める狙いがある
  • テスラは上海に工場用地を取得する途上にある
Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg
Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg

米テスラは香港で50の充電スタンドを設置した。香港では地元当局による減税措置の撤廃で販売が落ち込んでおり、同社の存在感を高める狙いがある。

  香港のテスラ広報担当者によると、九龍湾にある2階建ての駐車施設にいわゆる「ディスティネーションチャージング」設備が設けられる。この設備は2、3時間で自動車用電池をフル充電できる。ただ充電に約40分しかかからないテスラの「スーパーチャージャー」とは異なる。

  テスラはカリフォルニア州フレモントにある同社唯一の工場における生産問題を何とか克服した後、中国での工場建設段階に入った。海外で初めてとなる生産施設向けの用地を上海で確保する途上にある。

  15日付の香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、香港でテスラは既に21のスーパーチャージャー施設に92の充電スタンドを保有するが、地元当局が個人利用の電気自動車(EV)を対象とする減税措置を廃止したことから同社は充電所の設置を増やしている。テスラ車の販売台数は昨年3月だけで2939台だったが、減税措置が撤廃された昨年4月から今年2月までの期間は40台にとどまったという。

原題:Tesla Boosts Hong Kong Charging Points After Sales Tumble(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE