Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

中国が4週連続で米国産大豆購入をキャンセル-通商対立背景に

  • 米中交渉で奇跡でもなければキャンセル続くと穀物ブローカー
  • 中国が賦課した報復関税、事実上の禁輸措置として作用
Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

米国との通商対立を背景に、世界最大の大豆輸入国である中国は米国産大豆の購入を引き続き避けている。

  米農務省の12日のデータでは、中国の買い手が4日終了週に米国産大豆18万8000トンの購入をキャンセルしたことが示された。中国はこれまで米国産大豆の最大の輸出先だったが、輸入キャンセルは4週連続で、その規模は6月以来最大となっている。

China Cancels

U.S. soybean sales to China a net negative for 4th straight week

Source: USDA

  中国が米国産大豆に賦課した25%の報復関税は事実上の禁輸措置として作用し、米国と競合するブラジルは同国産大豆の価格上昇にもかかわらず、対中輸出を拡大。米国産大豆の今期の対中輸出は6万7000トンと、1年前の約330万トンから急減している。

  SCGグループの穀物ブローカー、ニコ・アンダーソン氏(シカゴ在勤)は電話インタビューで、米中の「交渉で奇跡でも起こらない限りキャンセルの動きがストップする理由は見当たらない」と述べた。

  カーギルのデービッド・マクレナン最高経営責任者(CEO)は先月、米中間の通商対立が長引けば、信頼できる貿易相手国としての米国についての認識に変化が生じ、中国は他国からの大豆輸入に切り替える可能性があると話していた。

原題:China Cancels More U.S. Soybean Shipments as Trade Row Endures(抜粋)

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