イングランド銀総裁、金融資産を貿易戦争の武器にしないよう警告

  • 投資フローを引き続きオープンにする必要性強調-G30会議で発言
  • 金融改革実現のため協力してきたとトランプ政権を称賛も

イングランド銀行(中央銀行)のカーニー総裁は各国・地域の中銀総裁が貿易戦争の影響を懸念する中で、世界金融システム内の資産を「兵器化」しないよう警告した。

英中銀のカーニー総裁(14日)

フォトグラファー:SeongJoon Cho / Bloomberg

  同総裁はインドネシアのバリ島で14日開かれたグループ・オブ・サーティー(G30)の会議で、投資フローを引き続きオープンにする必要性を強調。米保護主義が貿易フローの縮小やサプライチェーンの分断、輸入コスト上昇を通じて実体経済に影響を及ぼすとした従来の警告と同様の見解を暗に示した。

  カーニー総裁は同会議で、「資産運用拠点として2位の規模で、オープンで回復力のあるプラットフォームにコミットする英国の立場からは、金融の兵器化はない」と述べた。

  カーニー総裁はまた、トランプ政権が金融改革実現のため協力していると評価。「金融システムの回復力を向上させるよう金融改革を進展させるという点で、米国は積極的に金融システムに協力してきた」と同政権を珍しく称賛した。

原題:BOE’s Carney Warns Against Weaponizing Financial Assets (1)(抜粋)

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