中国人民銀の易綱総裁:米国との通商対立に「建設的な」解決を望む

  • 金融セクターを中心にサービス業の開放を続ける-易総裁
  • 通商対立に伴うリスクは「深刻」で「先行きに多大なる不確実性」

中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は14日、同国として米国との通商摩擦を建設的に解決することを目指しており、金融セクターを中心にサービス業の開放を続ける方針だと述べた。

  易総裁は、インドネシアのバリ島で開かれたグループ・オブ・サーティー(G30)の国際銀行セミナーで、通商対立に伴うリスクは「深刻」で、世界の成長を損ない、金融市場に不確実性をもたらしていると指摘した。

中国人民銀行の易綱総裁(14日)

Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

  易総裁は「通商摩擦はネガティブな見通しや不確実性を生じさせ、人々を不安にさせるため問題だ。われわれの先行きには多大なる不確実性がある」と語った。

  易総裁はまた、中国は改革強化とさらなる経済開放を進めるとともに、知的財産権の保護強化に取り組むとコメント。中国の経常黒字はこの数年に縮小しつつあり、中国国内で生産・販売する米企業子会社など、データに反映されていない米中間の取引も一部あると指摘した。

原題:China Wants ’Constructive’ Solution to Trade War, PBOC’s Yi Says(抜粋)

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