【米国株・国債・商品】ハイテク中心に株が反発、終盤に上げ加速

更新日時
  • コンピューター取引が主導する売りは一巡した-JPモルガンが見解
  • 投資判断引き上げでネットフリックスが上昇、ゲーム銘柄も好調

米国株は反発。前日まで続いた約2年ぶりの長い下落局面で特に売られていたテクノロジー株が買われ、主要株価指数の上昇を主導した。米国債は下落した。

  • 米国株は反発、ハイテク株主導-S&P500は4月以来の大幅上昇
  • 米国債は下落、10年債利回りは3.16%
  • NY原油は反発、今週は5月以来の下げ
  • NY金は反落、株式持ち直しやドル上昇で-週間では1.4%高

  S&P500種株価指数は引けにかけて荒い値動きとなったが、結局4月以来の大幅高。日中伸び悩む場面もあったが、コンピューター取引が主導する売りが一巡したとのJPモルガン・チェースのアナリスト見解が伝わった後、上げ足がまた速まった。ただボラティリティーは高水準にとどまった。

  S&P500種株価指数は前日比1.4%上昇し2767.13。ダウ工業株30種平均は287.16ドル(1.2%)高の25339.99ドル、ナスダック総合指数は2.3%高。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.16%。

  原油先物相場は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は37セント(0.5%)高の1バレル=71.34ドルで終了。ただ週間ベースでは4%安と、5月以来の大幅下落を記録した。ロンドンICEの北海ブレント12月限は17セント上げて80.43ドル。

  金先物は4日ぶりに反落し、週間ベースでの上昇幅が縮小した。世界の株式市場が落ち着き、ドルが上昇したのが背景となった。TDセキュリティーズのアナリスト、ライアン・マッケイ氏は、金の上昇には「もうあまり支援材料がないと思う」とし、「今のところ、ドル高はまだ健在だ。これが重要な動因となって久しく、それが今後の圧迫要因になり得る」と語った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.5%安の1オンス=1222.00ドルで終了。

  ナスダック100指数はこの日2.8%高。ハイテクの個別では、シティグループによる投資判断引き上げが追い風となったネットフリックスが6%近く上昇。新作ゲームを出したアクティビジョン・ブリザードをはじめ、ゲーム銘柄も好調だった。

原題:Stocks Gain Most Since April as Tech Powers Rally: Markets Wrap(抜粋)
Oil Declines In Biggest Weekly Loss Since May on Equities Rout
PRECIOUS: Gold Pares Weekly Gain as Equities, Dollar Rebound

(第6段落を追加し、更新します.)
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