中国・香港株が反発、10日続落のテンセントは急反発-人民元は下落

  • 上海総合指数は朝方の下げを解消、0.9%高で終了
  • 人民銀行は中心レート予想以上に引き下げ、元安圧力懸念せず

12日の中国金融市場では、中国人民銀行が中心レートを予想以上に低く設定したことで人民元は下落したが、株式は反発。9月の貿易統計で輸出が予想を上回ったことが好感された。

  人民銀行は中心レートを9営業日連続で引き下げ、人民元は対ドルで前日比0.53%安の6.9250元に下落。オフショア人民元も下げている。

  一方、香港ハンセン指数は2.1%高と、前日の8カ月ぶりの大幅安から反発した。前日まで過去最長の10営業日続落となっていたテンセント・ホールディングスは、2015年以来となる大幅高を記録。上海総合指数は朝方の下げを解消し、0.9%高で引けた。

  オーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC、華僑銀行)の謝棟銘エコノミスト(シンガポール在勤)は、この日の中心レートは「人民銀行が元の下落圧力を懸念していない」ことを示唆したとした上で、「貿易戦争や中国の景気減速、金融緩和を背景に、投資家は依然ドルを選好し、元に対して下げた場面で買いたいと考えている」と指摘した。

Higher Tolerance?

Yuan drops as PBOC sets fixing at biggest discount to market's projection since February

Source: Bloomberg

原題:China, Hong Kong Stocks Rebound Led by Tencent Surge; Yuan Falls(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE