ECBは数カ月見極めを、ユーロ圏がリスク乗り越えるか-クノット氏

  • 数カ月は政策について新たなシグナルを送ることを望まない
  • 来年1月から金利についてどうするかを集中的に考えればよい

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は、ユーロ圏経済が世界的なリスクを乗り越えられるかECBは時間をかけて見極めるべきだとの考えを示した。向こう数カ月は政策について新たなシグナルを送ることを望まないと述べた。

  保護貿易主義や英国の欧州連合(離脱)を巡る不透明感、イタリアの財政問題などがある中でも、ECBは債券購入を年内いっぱいで終了させる計画だが、クノット総裁はこの計画を再検討する理由は見当たらないと言明した。

  同総裁は国際通貨基金(IMF)の年次総会が開かれているインドネシアのバリ島でインタビューに応じ、「まず様子を見て、これらのリスクが実際に顕在化するかどうかを見極めるのが賢明だ。下方向のリスクだが、実現しない可能性や実現しても想定ほどではない可能性はある」と語った。

  さらに「2018年いっぱいは資産購入終了に向けて粛々と進み、来年1月から金利についてどうするかを集中的に考えればよい」と述べた。

原題:ECB’s Knot Urges Wait-and-See as Euro Zone Weathers Global Risks(抜粋)

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