Photographer: Carla Gottgens/Bloomberg

金相場がついに停滞から脱出か、世界的株安の中で16年以来最大の上昇

  • 世界的な株安と予想下回る米インフレ統計の中で、金需要高まる
  • NY金先物は一時1オンス=1230ドル、10週ぶり高値に上昇
Photographer: Carla Gottgens/Bloomberg

金相場がついに停滞から抜け出したかもしれない。

  11日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は2016年6月以来最大の上昇率を記録。世界的に株価が下落し、米インフレ率の伸びが予想を下回る中、価値の保存先として金の需要が高まった。金先物は一時1オンス=1230ドルと10週ぶり高値に上昇。3日続伸し、8月22日以後で最も長い上昇局面となっている。

  資金の避難先として金の魅力を低下させる金利の上昇と、妙味を増し得る地政学リスクをトレーダーが比較検討する中、金は8月下旬以降1200ドル付近での推移が続いていた。

  RJOフューチャーズのシニア商品ブローカー、フィル・ストライブル氏は電話インタビューで、インフレ統計は「一段の利上げにブレーキを踏む」ことを米金融当局に促す可能性があると述べた上で、世界的な株安も投資家を「安全」資産に誘っていると語った。

  ブルームバーグ・インテリジェンスが算出する金鉱株の指数はこの日、2016年以来最大の上昇。 ハーモニー・ゴールド・マイニングやシバニェ・ゴールドの株価はいずれも13%余り上げ、バリック・ゴールドは9.5%高だった。
           
原題:Gold Shakes Doldrums in Biggest Gain Since 2016 as Equities Reel(抜粋)

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