Photographer: Nicky Loh/Bloomberg

シンガポール通貨庁が金融政策引き締め、堅調な成長受け

更新日時
  • MASは為替レート政策バンドの傾斜をややきつくすると発表
  • 7-9月期GDPは前期比年率4.7%増-予想5%増
Photographer: Nicky Loh/Bloomberg

シンガポール通貨庁(MAS、中央銀行に相当)は12日、今年2回目となる金融政策引き締めに踏み切った。米中貿易摩擦の激化はあるものの、堅調な経済成長が後押しした。

  為替レートを主な政策手段として用いるMASはウェブサイトに掲載した声明で、為替管理政策(金融政策)の見直しの結果、為替レート政策バンドの傾斜をややきつくすると発表。これはMASが通貨上昇を志向する状況を示唆する。ブルームバーグの調査ではエコノミスト21人中12人が今回の決定を予測。残る全員は据え置きを見込んでいた。

  米連邦準備制度理事会(FRB)をはじめとする世界の中銀は、底堅い成長と緩やかなインフレ上昇を背景に、数年続けた超緩和的な金融政策から脱却しつつある。貿易に依存するシンガポールの今年の成長率は昨年の3.6%からは鈍化するものの、2.5-3.5%の健全ペースを維持する見通しだ。

  別途発表された7-9月(第3四半期)の国内総生産(GDP、速報値)は前期比年率4.7%増加。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想中央値は5%増だった。

原題:Singapore Tightens Monetary Policy Amid Steady Growth Outlook(抜粋)

(3段落目以降にGDPなどを追加して更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE