世界の債券が値上がり、株安で「全面的な安全資産への逃避」モード

11日の金融市場では世界的に債券が買われた。前日に2月以来の大幅下落となった米国株にアジア株が追随、安全資産への逃避で欧州債が債券の上げを主導している。

  ドイツとオーストリアの国債が大きく上昇。2月に米国債利回りが上昇し、条件反射的に株が売られた当時をほうふつとさせる。今回は米中貿易戦争が株安要因に加わっている。

  INGグループの上級金利ストラテジスト、マルティン・ファンフリート氏は 「いつか来た道という感じがする。全面的な安全資産への逃避モードの中で、米国とドイツの国債利回りが急低下している」と話した。

  ロンドン時間午前7時38分(日本時間午後3時38分)時点で、ドイツ10年債と英国債の利回りはそれぞれ5ベーシスポイント(bp)低下し0.50%と1.68%。日本の10年債利回りは1bp低下の0.15%。10年物米国債利回りも1bp低下の3.16%となった。

原題:Global Bonds Rally After Stocks Slide in February ‘Deja Vu’(抜粋)

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