上海総合指数が2016年以来の大幅安、本土市場で1000社超がストップ安

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  • 15、16年の相場下落時でも割り込むことがなかった2600割り込む
  • テクノロジー銘柄が下げ主導、香港でテンセントは10日続落

11日の中国株式相場は大幅下落した。世界的な株安が広がった。

  中国本土株の指標、上海総合指数は前日比5.2%安の2583.46で取引を終了。2016年2月以来の大幅な下げとなった。15、16年の相場下落時でも割り込むことがなかった2600を下回った。

  深圳総合指数は6.5%下落し、2014年9月以来の安値。上海と深圳合わせ、上場銘柄の4分の1強に相当する1000社以上がストップ安に沈んだ。

  香港ハンセン指数も3.5%安で、過去8カ月で最大の下げ。アジアで時価総額最大のテンセント・ホールディングスは6.8%安となり、10営業日続落した。

  
  本土株式市場では通信やテクノロジー企業が下げを主導。中興通訊(ZTE)と三六零安全科技(360セキュリティー・テクノロジー)の下落率は9%を超えた。前日の米国市場でテクノロジー株が売られた流れを引き継ぎ、香港でも同業界が下落した。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、香港ハンセン指数、中国大型株で構成するCSI300指数の出来高は30日平均を約7割上回る水準。香港と本土の株式相互取り次ぎを通じ、外国人投資家は36億元(約585億円)の本土株を売却した。

  VCアセット・マネジメントのマネジングディレクター、ルイス・ツェ氏(香港在勤)は「ポジティブな要素があっても、ネガティブ心理がそれを上回る状況だ。反発すれば投資家は売りのチャンスと捉えるだろう」と指摘。上海株が主要なサポート水準を割り込んだことで一段安となる可能性があるとコメントした。

原題:China Stocks Set for Biggest Drop Since 2016; Hong Kong Tumbles(抜粋)
China Shares Sink Most Since 2016 as 1,000 Stocks Fall by Limit

(3段落以降に香港市場の動向など情報を付け加え、更新します.)
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