ブラジル大統領選:ボルソナロ氏が大差でリード-決選投票巡る調査

  • 決選投票での予想得票率はボルソナロ氏58%、アダジ氏42%
  • ボルソナロ氏の改革意欲を巡る懸念などでブラジル株・通貨は下落

ブラジル大統領選の決選投票に関する世論調査で、元軍人で極右のジャイール・ボルソナロ氏が、労働党(PT)候補のフェルナンド・アダジ氏を大差でリードしていることが明らかになった。

  10日夜に発表されたダータフォリャの世論調査結果によると、決選投票での予想得票率はボルソナロ氏が58%と、アダジ氏(42%)を16ポイント上回った。決選投票は今月28日に行われる。

  10日のブラジル市場では、通貨レアルと株価指標のボベスパ指数が共に下落。ボルソナロ氏の民営化や年金改革を巡る消極的なコメントが響いた。検察当局が同氏の主要経済顧問パウロ・ゲデス氏を年金基金絡みの詐欺に関与した疑いで捜査しているとのニュースも伝えられた。

  ウェルズ・ファーゴのストラテジスト、エリック・ネルソン氏らはリポートで、「ボルソナロ氏はテメル現大統領が提案した年金改革案に賛成するつもりがないことを示唆しており、ボルソナロ氏の下での改革の取り組みが市場が望んでいるほど力強いものではない可能性を物語る」と指摘した。

  ダータフォリャの調査はブラジル紙フォリャとグロボの委託で、227の自治体の3235人を対象に10日実施された。誤差率はプラスマイナス2ポイント。

原題:Poll Boost Upends Brazilian Far-Right Candidate’s Bad Day (2)(抜粋)

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