米利回り曲線のフラット化見込む取引の継続を-ゴールドマン

ゴールドマン・サックス・グループは債券投資家に、冷静さを保ち、イールドカーブ(利回り曲線)のフラット化を見込んだ取引を継続するよう勧めた。

  2年債と10年債の利回り格差は先週、2月以降で最大となる33ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に拡大した。8月には18.3bpと、2007年以来の低水準にあった。ただ、状況が一変し長期債利回りがテクニカル分析上重要な水準を上抜けたことは、米金融当局が追加利上げへの道を進む中で、逆イールドに向かう過程の中休みにすぎないと、プラビーン・コラパティ氏などゴールドマンのストラテジストが10日付リポートで指摘した。

  ストラテジストらは、米国債の「先週からの急落、少なくともイールドカーブのスティープ化は、幾分テクニカルな性質のものだ」とし、「10年債と30年債が新たなレンジに落ち着く中で、引き締め局面のより典型的なフラット化の傾向がまた強まると予想している」と付け加えた。

  ゴールドマンの予測によると、イールドカーブは2019年に逆転する見通し。2年債利回りは3月末に10年債利回りに追い付いて3.2%となり、6月末にはそれを追い越す見込み。

  ストラテジストらは、「短期的には長期債がやや高めのレンジ内に落ち着くとみている」と記述した。

原題:Goldman Says Keep Calm and Plow on With Yield-Curve Flattener(抜粋)

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