ノムラ元トレーダー、就労禁止処分でSECと合意-モーゲージ債巡り

  • シャピロ元トレーダーは20万ドルの制裁金支払いにも応じる
  • SECから指摘を受けた問題について肯定も否定もしていない

野村ホールディングス傘下ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルで勤務していたロス・シャピロ元ヘッドトレーダー(住宅ローン担保証券=RMBS=担当)は、モーゲージ債に自分が支払った価格について顧客を欺いたとされる問題を決着させるため、米証券取引委員会(SEC)による金融業界への就労禁止処分に同意した。

  2014年に休職扱いとなり、刑事責任も問われたシャピロ元トレーダーは、SECから指摘を受けた問題について肯定も否定もしていない。10日のSECの命令によれば、2年後に証券会社の職に再び応募する権利がある。代理人の弁護士にコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

  ウォール街の金融機関が利益と報酬を増やすために流動性の低いモーゲージ債の評価額で顧客を欺いていないかSECと米司法省が広範な調査および捜査に着手し、シャピロ元トレーダーを含む複数の個人がその対象となった。裁判所に提出された5日付の文書によれば、同元トレーダーはSECとの合意の一環として、20万ドル(約2245万円)の制裁金支払いにも応じる。

原題:Nomura Ex-Head of Mortgage Bond Trading Barred From Industry (1)(抜粋)

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