米シアーズ、今週末にも破産申請の構え-関係者

経営難にある米小売業者のシアーズ・ホールディングスは重要な債務支払期限を控え、早ければ今週末にも破産を申請する準備を進めている。シアーズの株価は40%近く下げ、1株35セントとなった。

  エディー・ランパート最高経営責任者(CEO)はこの数週間、連邦破産法第11条の適用申請を回避するため債務再編を重点的に進めていた。だが事情を知る関係者によるとランパート氏は今では、裁判所の下での再編でステークホールダーの価値を保持する選択肢に焦点を絞っている。この関係者によれば同社は、裁判所の保護下で事業を継続するための資金を調達する協議に入っている。関係者は協議が非公開だとして匿名を条件に話した。

シアーズのエディー・ランパートCEO

Sears Holdings

  シアーズの担当者らはコメントの要請に応じていない。

  シアーズは15日に、債務1億3400万ドル(約150億円)の支払期限を迎える。ランパート氏が経営し、シアーズの筆頭株主、主要債権者であるヘッジファンド会社のESLインベストメンツは、9月に規制当局への届け出文書で、償還を迎える債務が「目先の流動性を制約する大きな要因」の一つになっていると述べた。ESLは先月シアーズに対し、債務借り換えと不動産売却を提案した。

  シアーズは破産申請を準備するためにM-IIIパートナーズを起用したと、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は9日遅くに報じた。これと別に同社は、リストラ専門家のアラン・カー氏を取締役に指名したと明らかにした。またCNBCは、同社がDIPファイナンスを手配しようとしていると報じた。

原題:Sears Spirals to 35 Cents as Bankruptcy Looms for Lampert’s Icon(抜粋)

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