英中銀チーフエコノミスト:国内の賃金上昇、加速を始めつつある

  • 労働市場のひっ迫、金融危機以降の最高に上昇-ホールデン氏
  • 英中銀は賃金上昇が現在の3%から約3.75%に加速すると予想

英国では失業率が40年ぶりの水準に低下する中で、労働者は待望の賃金上昇を得られる見通しだと、イングランド銀行(英中央銀行)チーフエコノミストのホールデン氏が語った。

イングランド銀行チーフエコノミストのホールデン氏

Bloomberg

  ホールデン氏は10日ロンドンで、より急速な賃金上昇を見込んだ過去の予測は期待外れに終わったが、いまや「賃金上昇の新たな夜明けの光が、ゆっくりとでしかないが差し込みつつある。その説得力のある証拠が増えている」と発言。「労働市場のひっ迫を示す指標が金融危機以降で最高、一部では過去最高に上昇している」と指摘した。

  同国労働者のインフレ調整済み賃金は過去10年間減少を続けてきた。イングランド銀は賃金の伸びが現在の年3%から3.75%程度に加速するとの予測に基づき、限定的で緩やかな利上げを続けていく見通しを立てている。

Worse Off

British pay packets still buy less than they did before the financial crisis

Source: Institute for Fiscal Studies calculations based on government's Households Below Average Income statistics and the Labour Force Survey

原題:BOE’s Haldane Sees U.K. Wage Growth Starting to Strengthen(抜粋)

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