イタリア債下落、ポピュリスト指導者らが予算変えないと重ねて表明

10日の欧州債市場でイタリア国債は値下がり。欧州連合(EU)や金融市場、野党議員らの圧力にもかかわらず、ポピュリスト政権の指導者らが予算計画を巡り強硬姿勢を堅持した。

  利回りは年限を問わず上昇。10年債利回りは9日の取引時間中に付けた約4年ぶり高水準に近づいた。ディマイオ、サルビーニ両副首相はイタリアの2019年財政赤字を国内総生産(GDP)の2.4%とする予算計画を断固推し進めると表明した。サルビーニ副首相はイタリア債のドイツ債に対する上乗せ利回り(スプレッド)が現在の300ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)前後から400bpに拡大しないのは「絶対に確かだ」と述べた。

  10年債利回りは11bp上昇し3.59%。9日は3.71%に達した。ドイツ債とのスプレッドは11bp拡大し304bp。2年債利回りは14bp上昇の1.52%。イタリア株の指標のFTSE・MIB指数は一時0.8%下落。

原題:Italian Bonds Slide as Nation’s Leaders Remain Defiant on Budget(抜粋)

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