日銀とECBの急速な引き締めに備えよ、1987年に学ぶ

  • 2018年は1987年に酷似、米景気好調で米当局が利上げ中
  • 「リスク資産市場は波乱へと向かっているかもしれない」

Photographer: Kiyoshi Ota/ Bloomberg

Photographer: Kiyoshi Ota/ Bloomberg

共和党大統領の下での減税後、米経済は世界の他の国・地域を上回る速いペースで拡大、このため新任の米連邦準備制度理事会(FRB)議長は利上げしようとしている。

  2018年の状況と思われそうだが、モルガン・スタンレーのストラテジストによれば、これは1987年のことだ。この過去の例に照らすと、投資家は今想定しているよりも急速な金融引き締めに備えるべきだと、ストラテジストらが9日のリポートで指摘した。

  当時は現在と似た環境の中でドイツ連邦銀行が流動性引き揚げで市場を驚かせた。現在は欧州中央銀行(ECB)と日本銀行が、金融市場が考えているよりもタカ派的であるリスクがあると、ハンス・レデカー氏らが論じた。

  モルガン・スタンレーが特に懸念するのは、ECBと日銀の金融緩和が2013年以降、米国の債券利回りを押し下げてきたため、反転すれば米国債が売られかねないことだ。

  「リスク資産市場は波乱へと向かっているかもしれない」とレデカー氏とチームは記述している。

原題:2018 Echoes 1987 as Central Banks Shift Toward Tighter Policy(抜粋)

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