米トレーダーが中国株ETFのヘッジに殺到-12年以来最速のペース

  • 人民元安のほか、経済成長鈍化や米中貿易摩擦激化の見通し織り込む
  • 海外勢の投資意欲に変化-連休明けに中国本土株を大量売り

米国のトレーダーは中国株上昇に賭ける気がないようだ。

  IHSマークイットの8日までのデータによると、31億ドル(約3500億円)規模の上場投資信託(ETF)「iシェアーズMSCI中国ETF」の売り建玉が、発行済み口数の10%余りに急増した。9月末時点の同割合はわずか2.9%にすぎず、同じ期間で売り建玉の純増数を比べるとほぼ6年ぶりの大きさとなった。

  同ETFは1月の高値から既に28%下落。トレーダーらは人民元の一段安とともに、経済成長鈍化や米中貿易摩擦激化の見通しを織り込みつつある。

Hedging China

U.S. traders rush to hedge stocks ETF at fastest pace since 2012

Source: Bloomberg, IHS Markit

  米国上場の中国株ETFには今年これまでで39億ドルの資金が純流入しているが、中国株に対する海外勢の投資意欲は変化し始めている。外国人投資家は1週間の休場が明けた8日、中国本土株を大量に売却した。

原題:U.S. Traders Rush to Hedge China ETF at Fastest Pace Since 2012(抜粋)

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