EU環境相、新車CO2排出量の削減比率を高めに設定-ドイツは抵抗

  • 2030年の削減目標を35%に据える-欧州委の勧告は30%
  • 最終的な法案策定に向け欧州議会と10日から協議開始

欧州連合(EU)加盟各国は2030年の新車の二酸化炭素(CO2)平均排出量に関する規制案について、EUの行政執行機関である欧州委員会の勧告より高い削減比率を設定した。ドイツは規制強化の方向に抵抗したが、結局譲歩を迫られた。

  EU各国の環境相はCO2削減比率目標を2021年との比較で35%減らす目標を掲げた。電気自動車(EV)開発をより強く後押しするのが狙い。ドイツは欧州委員会が昨年勧告した最大30%の削減比率を主張したが、規制の中間見直しを実施するとの譲歩を獲得し、削減目標に関する提案は受け入れた。

  各国環境相らは9日の協議で約13時間を費やして合意した。これを受け、最終的な法案策定に向け欧州議会との交渉が10日に開始される。欧州議会は先週、30年に40%削減を義務付けるという、より厳しい案で合意している。

原題:EU Governments Toughen Car-Emissions Cap as Germany Yields(抜粋)

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