南アの新財務相にムボウェニ元中銀総裁-虚偽発言認めたネネ氏辞任

  • ムボウェニ氏はここ3年足らずで5人目の財務相
  • 9日の取引で南ア・ランドは下落から上昇に転じた

南アフリカ共和国のラマポーザ大統領は9日、南アフリカ準備銀行(中央銀行)の元総裁ティト・ムボウェニ氏を財務相に指名した。ズマ前政権への政治介入が問われているグプタ兄弟との関係を巡り虚偽の発言をしていたことを認め財務相を辞任したヌシュランシュラ・ネネ氏の後任となる。

  ムボウェニ氏はここ3年足らずで5人目の財務相。リッセッション(景気後退)入りした国内経済の運営に携わるとともに、9年近く続いた前政権の不祥事で失われた国民の信頼を取り戻すためラマポーザ大統領を支える。

ティト・ムボウェニ氏

撮影:Goh Seng Chong /ブルームバーグ・ニュース

  ムボウェニ氏は南ア中銀総裁を2009年まで10年間務めたほか、ネルソン・マンデラ政権では労相に起用された。中銀総裁時にムボウェニ氏は、100億ドルに満たなかった外貨準備高を400億ドル近くに増やした。

  9日の南ア・ランド相場は対ドルで一時1.4%安となったものの、上昇に転じた。ラマポーザ大統領によれば、ネネ氏は9日午前に辞表を提出。大統領はガバナンスを良好に保つ観点から辞任を受け入れたと説明した。

Track Record

Some highlights from Tito Mboweni’s career

  

原題:Mboweni Named as South Africa Finance Chief After Nene Quits (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE