カバノー氏承認は効かず、民主党引き続きリード-米中間選挙世論調査

  • 中間選挙の民主党候補支持率は54%と9月の52%から上昇
  • 民主党支持層の投票意欲は、共和党支持層を引き続き上回る

トランプ米大統領が連邦最高裁判事に指名したブレット・カバノー氏の人事は、性的暴力疑惑にもかかわらず上院で承認され、同氏は就任した。しかしCNNの世論調査によれば、11月の中間選挙に向けた情勢は民主党が引き続き大きくリードし、今回の指名承認を巡る争いでの勝利は、これまでのところ共和党に有利に働いていない。

  投票に行く可能性が高い有権者を対象に今月4-7日実施した電話調査(誤差率プラスマイナス3.8ポイント)の結果によると、民主党候補の支持率は54%、共和党候補は41%で、民主党候補の支持率が52%だった9月の調査から大きな変化はない。ただ、女性有権者に限ると民主党支持が63%と共和党支持の33%を30ポイント上回った。男性は民主党50%に対し、共和党45%と約5ポイントのリード。

  共和党のストラテジストやトランプ大統領は、カバノー連邦最高裁判事の指名承認を民主党が遅らせたことが共和党寄りの有権者を刺激し、議会で同党の優位を守ることへの熱意が増したと主張しているが、世論調査の結果を見る限り、現実はそうではなさそうだ。

  世論調査によれば、民主党支持層の間では投票意欲が増し、投票に「非常に」あるいは「極めて」意欲があると回答した割合は62%と、1カ月前の前回調査を7ポイント上回った。これに対し、共和党はわずかな伸びにとどまった。
  
原題:No Kavanaugh Bump for GOP as Democrats Hold Edge in CNN Poll(抜粋)

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