PIMCO顧問は新興国株式に一段と強気-10年に1度の好機再来

  • 今後10年のリターンは年平均7%-リサーチ・アフィリエイツ予想
  • JPモルガンやモルガンSなども魅力的なバリュエーションを強調

今年ここまで2011年以来最悪の年となっている新興国市場の株式に買いシグナルが点滅している。米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)を含む資産運用会社のサブアドバイザーを務めるリサーチ・アフィリエイツが指摘した。

  同社によれば、今後10年の新興国株式の年間リターンは平均プラス7%と、他のどの資産クラスのパフォーマンスも上回る見通し。1月時点で予想していたプラス6%から上方修正した。

  リサーチ・アフィリエイツは16年2月、今回同様にこの10年で最も取引のチャンスがあるとして新興国市場を「トレード・オブ・ア・ディケード」と呼んだ。この局面で株式は18年1月のピークにかけて81%上昇し、同社の予測精度の高さが証明されている。

  全面的な貿易戦争の危機やドル高、米金利が上昇する中で株式が弱気相場入りする中、今年はここまで精彩を欠いている。ただ、JPモルガン・チェースやUBSグループ、モルガン・スタンレーのストラテジストや投資家らは、同資産クラスの魅力的なバリュエーションを強調する。

  リサーチ・アフィリエイツはまた、新興国市場の債券のほか、欧州やオーストラリア、イスラエル、アジアの株価指数がアウトパフォームすると予想。同社はPIMCOのほか、インベスコやチャールズ・シュワブといった運用会社に助言している。

原題:Pimco Adviser Gets Even More Bullish on EM ‘Trade of Decade’ Bet(抜粋)

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