フォード株、終値で9ドル割り込む-12年8月以来約6年ぶり

  • 同社はコスト削減策の概要を少しずつ示す断片的なアプローチを取る
  • 自動車株の材料に乏しい中でFCAやGMも安い

9日の米株式市場でフォード・モーター株が売り込まれ、2012年8月以降で初めて終値で9ドルを割り込んだ。同社はコスト削減策について概要を少しずつ示す断片的なアプローチを取っている。

  フォード株はこの日、前日比3.3%下落した。年初来では28%安。自動車株は目立ったニュースがない中で総じて安く、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は0.9%安。ゼネラル・モーターズ(GM)も4.7%安と、2017年5月以来で最も大きく下げた。

  フォードは8日、グローバルマーケティング業務を刷新すると発表。 広告ビジネスを長年のパートナーであるWPPから他に移すことなどを通じ、年間1億5000万ドル(約169億円)の節減を見込むが、これは同社が2022年までの達成を目指す255億ドルと比べるとわずかな額だ。同社は先週、正社員7万人に人員削減を実施する方針を通知したものの、具体的な削減数は明示せず、非自発的な離職を伴うかどうかや財務への影響についても明らかにしなかった。

原題:Ford Closes Below $9 for the First Time in More Than Six Years(抜粋)

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