【米国株・国債・商品】ハイテク株の下げが一巡、国債利回り低下

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  • 貿易懸念や弱めのIMF世界経済見通し、米国債の上昇促す
  • S&P500種は下落、素材銘柄の大幅安が響く

米国株はテクノロジー銘柄が下げ止まったものの、広範な株高とはならなかった。貿易を巡る緊張の高まりや弱めの世界経済見通しを受け、米国債の利回りは7年ぶり高水準から低下した。

  • 米国株はハイテク銘柄が下げ止まり、S&P500種とダウは下げ
  • 米国債は上昇、10年債利回りは3bp下げて3.21%
  • NY原油は反発、ハリケーンの接近やIEAの警告で
  • NY金は反発、IMFの世界成長予測下方修正に反応

  前日までの3営業日で4%近く下げていたナスダック100指数は、上昇幅こそ縮小したがプラス圏にとどまった。S&P500種株価指数は下落。米塗料メーカーのPPGインダストリーズが7-9月(第3四半期)決算についてアナリスト予想に届かない見通しを示したことで、素材銘柄が大幅に下げた。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%下げて2880.34、ダウ工業株30種平均は56.21ドル(0.2%)安の26430.57ドル。ナスダック総合指数は0.1%未満上昇。ニューヨーク時間午後4時55分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し3.21%。

  原油先物相場は反発。ハリケーン「マイケル」がフロリダ州に接近しており、これに備えた石油関連施設の操業停止が目立ってきた。また、石油市場は「危険区域に入りつつある」との国際エネルギー機関(IEA)からの警告が材料視された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は67セント(0.9%)高の1バレル=74.96ドルで引けた。ロンドンICEの北海ブレント12月限は1.09ドル上げて85.00ドル。

  金先物は反発。国際通貨基金(IMF)による世界経済成長率予測の下方修正を受け、安全資産としての金の需要が高まった。IMFは貿易摩擦のエスカレートや新興国市場への圧力を背景に、世界経済が伸び悩むとの見解を示した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.2%高の1オンス=1191.50ドルで終了。

  インディペンデント・アドバイザー・アライアンスのクリス・ザッカレリ最高投資責任者(CIO)は、「金利上昇が一服したため、ハイテク銘柄は半導体以外で下落が止まった」と指摘。「投資家はこうした銘柄の一部に値ごろ感があるとみて買いを入れている」とも述べた。

  前日がコロンブス・デーの祝日で休場だった米国債市場では、償還年限の長い国債がより買われ、利回り曲線がブルフラット化した。10日には3年債と10年債の入札が控えている。

原題:Tech Snaps 3-Day Skid But Stocks Can’t Hold Gains: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Bull Flatten, Advancing Amid Tech Sector Volatility
Oil Climbs as Storm Ravages U.S. Gulf and Global Risks Abound
PRECIOUS: Gold Gains as IMF Forecast Gives Metal ‘Shot in Arm’

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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