パキスタン通貨急落、事実上の切り下げ示唆する動き-関係者

  • IMFに経済安定化のための支援要請方針を財務省が8日公表
  • 「パキスタンは幾つもの不均衡に苦しんでいる」-IMF高官

パキスタン・ルピーが9日の取引でドルに対して急落。昨年12月以降5回目の事実上の通貨切り下げの様相となっている。同国財務省は8日、国際通貨基金(IMF)に経済安定化のための支援を要請する方針を明らかにした。

  パキスタン通貨は1ドル=130-136ルピーで推移。前日の終値は124.27ルピーだった。事情に詳しい関係者4人が公の場で話す権限がないとして匿名で語った。事実上の切り下げはIMFの求めに応じたものとの見方もある。パキスタン中央銀行の報道官はコメント要請の電話に応答しなかった。

  IMFチーフエコノミストのモーリス・オブストフェルド氏はインドネシアのバリ島で開催されるIMF・世界銀行年次総会を控え、「パキスタンは幾つもの不均衡に苦しんでいる」と述べ、外貨準備が低水準なほか、通貨も「硬直的で過大評価されている」と指摘した。

原題:Rupee Said to Be Devalued as Pakistan Turns to IMF For Bailout(抜粋)

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